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「そろそろシャワーの時間だよ。」

日帰りでも、お泊まりでも、
大体帰る時間は決まっている。

身仕度を始める頃になると、
ベッドでうとうとしている彼に
シャワーを促す。

本当は帰したくない。

だけどそう思えば思うほど、
いつもと変わらぬ笑顔で
送り出そうと決めている。

「ん〜…もう少しいいかな?」

時計をチラリと見た彼は、
再び目を閉じた。

「何時頃声かけたらいい?」

「…あと30分後くらいかなぁ…」

「うん、わかった。」

内心ニマニマしながら答えた私は、
うたた寝する彼の脚を
マッサージしていた。

30分はあっという間で
時間だよと声をかけたのだが、
彼は

「うーん…もう少し。」

と答えると
そのまま眠ってしまいそうだった。

慌てて

「ねぇ、本当に時間大丈夫なの?
次はいつ声かけしたらいいの?」

彼はパッと目を開けると笑顔で言った。

「電話がないから
あと1時間半くらいいいよ。」

1時間半も!

その瞬間、私の顔が
パーッと明るくなったんだと思う。

彼はニコッと笑うと腕を伸ばし、
私を抱き寄せた。

もう少し…あと少し…
一緒にいようね。

言葉にはしないけれど、
私を抱きしめる彼の腕の温もりから、
愛情は伝わる。

いつも時間が許す限り、
こうやって一緒にいてくれるから、

私は絶対ワガママ言ったり
困らせたりしてはならないと思っている。

一緒にいられる時間を大切に、
ただふたり愛しあって過ごしたい。

イチャイチャと甘えあって、
マッサージして体を労わってあげる。

ゆっくり休ませてあげたら、
とびきりの笑顔で送り出す。

楽しかったよ。
また来てね、待ってるね。

彼が帰りがけ、
玄関でしてくれるキスは甘くせつない。



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